上野とき子の街かどスケッチ

アクセスカウンタ

zoom RSS 戦争孤児 『駅の子』

<<   作成日時 : 2018/08/13 21:21   >>

トラックバック 0 / コメント 0

美空ひばりの戦後の歌に”私は街の子 巷の子 ♪ 窓に明かりが灯るころ〜”と歌われていました。
昨夜はNHKスペシャル「駅の子」です。戦争で親と死に別れた、また生き別れた子どもたちが、駅にたむろして寝泊まりする姿は、終戦直後「駅の子」と呼ばれていました。
画像

口を開き始めた孤児たちは、国や大人たちから「見捨てられた」と訴えます。
食べるものがなく、駅の水道に口をつけて水だけで何日も生きねばなりませんが、抵抗力のない小さい子どもから順番に死んでいくのです。

物乞いをしたり、盗みをしたりして食をつないだ子どもたちは、進学後、就職後も差別や偏見が続き、過去を隠して生きてきました。そうしなければ生きられないのです。
画像

飢えと疥癬などの病いに悩まされ、風呂も入れない真っ黒けで生きていくのです。見るだけでも胸が痛みます。
海に向かって山に向かって叫び、親を探し親の温かさを求めて、子どもたちは必死で生きていきます。
しかし、あまりの切なさに列車に飛び込んで自殺する子どもも出てきました。

戦後数年たち、孤児を収容していく施設、児童福祉法などもでき、駅頭から子どもの姿は一掃されましたが、深い傷を負い成長する彼らの姿に、戦争で最も危険でつらい思いをするのはやはり、物言わぬ子どもなのです。
画像

もう70歳をこえた老人は、見つかった親のお墓に詣でて、号泣された姿はまさに子どもそのものの姿でした。
2度と戦争だけは起こしてはならないことを、しっかり示したNHKスペシャルでした。

多くに人に見てもらいたい、子どもにも見せたい番組でした。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

戦争孤児 『駅の子』 上野とき子の街かどスケッチ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる